問1 ある核種の放射能が、5 時間後に 12000 dpm、6 時間後に 3000 dpm であった。はじめにあった放射能[Bq]として、最も近い値はいくらか。 1 1 × 10^5 2 2 × 10^5 3 1 × 1 […]
カテゴリーアーカイブ: 第1種放射線取扱主任者問題・解説
第1種放射線取扱主任者試験 放射線物理学5
問1 次の放射線のうち、真空中での速度が最も遅いものはどれか。 1 波長 1 nm の光子 2 運動エネルギー 10 MeV の中性子 3 運動エネルギー 10 MeV のα粒子 4 運動エネルギー 5 MeV の陽子 […]
放射性同位元素使用時の被ばく・汚染防止
放射性同位元素使用時の被ばく・汚染防止に関する記述 Ⅰ 密封されていない放射性同位元素を用いた実験の際には、対象核種や化合物の物理的・化学的性質に応じた被ばく・汚染防止対策をあらかじめ立てておくことが必要である。液体を扱 […]
DNAの構造と機能
DNAの構造と機能 DNA はデオキシリボース、リン酸、塩基から構成される。塩基にはアデニン( A )、シトシン( C )、グアニン( G )、チミン( T )の 4 種類があり、向かいあった鎖のA と T、G と Cが […]
放射性壊変に伴って生成されるヘリウム、アルゴン、ラドン
放射性壊変に伴って生成されるヘリウム、アルゴン、ラドンに関する記述 Ⅰ 水素の放射性同位体であるトリチウム(3H) は、6Li(n,α)3H 反応で製造され、半減期 12.3 年で β- 壊変して 3He になる。したが […]
適応応答
適応応答 事前照射により、その後の照射に対する抵抗性を獲得する現象をいう。0.01 ~ 0.2 Gy 程度の線量域で認められるため、リンパ球の染色体異常に関して認められている。実験結果としてトリチウムを含む培養液([3H […]
非密封放射線源を用いた時の汚染状況の確認作業
非密封放射線源を用いた時の汚染状況の確認作業の記述 Ⅰ 密封されていない 32P、51Cr、及び 241Am を使用する実験施設がある。これらの放射性同位元素を取り扱う上で、汚染検査に適切な方法を知っておく必要がある。直 […]
中性子線源である 238Pu
中性子線源である 238Pu についての記述 Ⅰ 238Pu は α 壊変核種であり、高い発熱量を示し、半減期は 88 年 なので、長寿命のアイソトープ電池として宇宙線開発等に利用されている。238Pu の製造に利用され […]
水中や組織等価物質中の吸収線量の測定
水中や組織等価物質中の吸収線量の測定に関する記述 Ⅰ 水中や組織等価物質中の吸収線量の測定は、放射線治療や放射線防護にとって基本となる事柄の一つといえる。吸収線量の測定法として熱量計法は定義に沿ったものであるが、測定感度 […]
皮膚の急性X線被ばくによる影響
皮膚の急性X線被ばくによる影響 線量 症状 3 Gy 以上 脱毛 3 ~ 6 Gy 以上 紅斑・色素沈着 7 ~ 8 Gy 水泡・びらん 10 Gy 以上 潰瘍形成 15 ~ 20 Gy 以上 湿性落屑 2 […]