RIの分離 主な分離方法を下図に示す。 ホットアトム法 ホットアトム法 = 反跳原子法 = ジラーズ・チャルマーズ法 と呼ばれ、中性子照射によってターゲットが放射化した時、娘核種から放出される放射線の反跳エネルギーによっ […]
カテゴリーアーカイブ: 第1種放射線取扱主任者問題・解説
放射線加速器
線形加速器 線形加速器は直線状に並べられた多数の電極に粒子の速度に合わせた高周波の高電圧を印加することによって加速する。 コッククロフト・ワルトン加速器 コンデンサーと整流器を組み合わせた倍圧整流回路を利用して、コンデン […]
無機シンチレータ・有機シンチレータ
シンチレーション検出器について シンチレーション検出器は蛍光を発するシンチレータとその蛍光を電気信号に変換する光センサなどから構成されている。シンチレータは NaI(Tl)、BGO などの無機シンチレータとプラスチックシ […]
分裂死と間期死・ネクローシスとアポトーシス
分裂遅延 細胞は放射線照射されると、分裂頻度の低下や細胞周期の延長が見られ、分裂が遅延する。細胞周期のうち G2 期に留まることにより分裂遅延は起こっており、G2 ブロックと呼ばれる。 細胞死(分裂死と間期死) 細胞があ […]
放射性同位元素分離法(共沈法)
放射性同位元素分離法(共沈法) 共沈法・・・担体を用いて微量なRI分離を行う。 ① 保持担体・・・目的RIを母液に留めさせるために加える担体。母液内の目的RIが吸着。沈殿しないように加える。 ② 捕集剤・・・目的RIを無 […]
フルエンス、エネルギーフルエンス
フルエンス、エネルギーフルエンス 正式には粒子フルエンスという。球の中心を通る断面積daの球に入る粒子数をdNとするとき、φ = dN/dt を粒子フルエンスという。単位はm^(-2)。粒子の代わりにエネルギーを入れると […]
サーベイメータでの放射線測定について
サーベイメータについて この種の測定器の使用目的は二つに大別される。第一は周辺の場における線量率の測定を目的とするもので、多くの場合 1 cm 線量当量率(μSV/h)で目盛がつけられているが、空気吸収線量率(μGy/h […]
相同組換え修復・非相同末端結合
相同組換え修復 相同組換え修復においては、その修復に、切断を受ける前に S 期で合成された姉妹染色分体の対応部位と相互に乗り換えることにより、正常な遺伝情報を鋳型として修復を行う。 この修復機構では、あたかも 2 組の […]
同位体効果・同位体交換。その他放射化学に関する用語
核反応断面積 核反応を起こす確率うをいい、一般的には σ で表す。断面積の単位にb(バーン)を用いる。 1 b = 10^(-24) cm^2 = 10^(-28) m^2 G値 100 eV のエネルギー吸収によって化 […]
線減弱係数・エネルギー転移係数・エネルギー吸収係数
線減弱係数 光子が物質を通過する時、物質との相互作用により減弱される。その減弱の割合をいう。この線減弱係数を密度で割ったものを質量減弱係数という。 エネルギー転移係数 μ1 光電効果、コンプトン効果、電子対生成などにより […]