核反応による複合体エネルギーの求め方
質量数a、運動エネルギーEの入射光子と、質量数Aの静止した標的核が核反応で一体となったことで複合体が形成される。そのエネルギーをE’とすると、
E’ = (a × E)/(a + E)
ここで核反応が起こるために必要な入射光子のエネルギーのしきいエネルギーをEthとすると、
-Q = [A/(a + A)]Eth
ブラッグ・グレーマンの法則
重荷電粒子の飛程は物質の密度に反比例し、質量数の平方根に比例するというもの。物質M(原子量A、密度ρ)中の飛程Rと、物質M0(原子量A0、密度ρ0)中の飛程との比は次のように表される。
R/R0 = (√A/A0)/(ρ/ρ0) = (√A/A0) × (ρ0/ρ)
β-γ同時計数法による放射能Aを求める式
β線測定器の計数率Nb(s^(-1))、γ線測定器の計数率Ng(s^(-1))、同時計数率Nc(s^(-1))とすると、A(Bq) = (Nb・Ng)/Nc となる。
W値
イオン対または正孔対を1個生成するのに必要なエネルギーのことで、すべての荷電粒子に対して用いることができる。
He:43 eV 空気:34 eV Ar:26eV C:18 eV Xe:22 eV Si:3.6 eV
チェレンコフ効果
ある誘導体内に荷電粒子が入射した時、その物質中の光速度 C より粒子速度 v が大きい時に可視光線が発生する。高速電子が誘導体中OP(開いた光弦)に進行すると入射粒子の電界により誘導体は分極する。 分極が元に戻る時、そのエネルギーを光(電磁波)として放出する。
水中でチェレンコフ光が発生するためには、二次電子の速度が C/1.33 以上(C:真空中の光速 1.33:水の屈折率)運動エネルギーにして 0.26 MeV 以上であることが必要。コンプトンの場合最大0.8 MeV のエネルギーであるため 発生する。β線エネルギーであれば0.26 MeV であれば発生する。
511keV × [(1/(√1-(v/c)^2))-1] = 511kev × [(1/(√1-(1/n)^2))-1] = 511kev × [1-(1/(√1-(1/1.33)^2))-1] = 264kev
平均自由行程
最初に相互作用を起こすまでに通過する平均距離をいう。平均自由行程L = 1/μ
また下記のサイトに私がまとめた資料を示しております。